こんにちは。
通信制大学の1年次生として心理学を学び始めて半年が経ちました。今月からようやく夏休みです。私生活で色々あって休めはしませんが、通信制大学にも夏休みの期間が存在します。
さて一応半年で22単位ほど(現在採点中のテストがあるため落とす可能性もあるのだけど)を修得し、毎月2~3科目の勉強をしてきました。
心理学を学ぶ上で役に立った教科書を紹介しようと思います。
ざっくりとした紹介になりますが、興味があれば是非読んでみてくださいね。
グラフィック心理学
- 作者: 北尾倫彦
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
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心理学を学び始める人のための本、という感じの本です。広く浅く書かれていますが、これ一冊を読んでおけば他の心理学書を読んだ時にすんなりと内容が頭に入ると思います。
なんちゃら記憶~、なんちゃら動機づけ~、なんちゃらテスト~、それらがどのようなものか、分かりやすい図でグラフィカルに解説されています。
Twitterでもたまに流れてくる「フット・イン・ザ・ドア*1」についても社会的認知の項目で触れられています。心理学をかじってみたい方にはおすすめです。
子ども臨床心理学
子ども臨床心理学 (現代に活きる心理学ライブラリ:困難を希望に変える心理学3)
- 作者: 近藤俊明
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2014/12
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私は元々、児童心理の方を学んでいるので子ども寄りの本が以後多くなります。
こちらの本は知識としても役に立ちますが、幼稚園保育園・小学校の先生方にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
教育の現場で見られる子どもの心の問題、それらが起こる原因から対応・予防の方法が書かれています。
勿論この手の勉強に必要な古典的条件づけ・オペラント条件づけの話も最初に触れられていて、心理査定の話まで書かれているのでこの本から心理学書を読み始めても良いと思います。
自閉スペクトラム症、チック症、分離不安症、子どもの抑うつ障害、不登校等、他にも幅広く障害別に書かれているので、そのような障害があるお子さんをお持ちの親御さんにも役に立つかもしれません。
エピソードでつかむ 児童心理学
- 作者: 伊藤亜矢子
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2011/01
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その名の通り「エピソードでつかむ」タイプの本です。
例えばテスト前に「今日勉強してきた?」「してないよ!」という会話をしませんか?それらについてはセルフ・ハンディキャッピングの話に、といったようにエピソード別に分かりやすい分かりやすい解説が書かれています。
学級運営や教師用RCRTの話なども書かれているので、先生にも良いかもしれませんね。
共感 育ち合う保育のなかで
- 作者: 佐伯胖
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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児童心理学というよりは保育心理学の類の本です。
乳幼児の発達、保育者の子供に対する関わり方、また自閉傾向のある子との関係づくりなども書かれています。
特に自閉症の子のエピソードは理解しやすいものだと感じました。保育に携わる方には良い本だと思います。
まとめ
こういう本の紹介とか下手くそなのに書いちゃいました。
心理学の本は面白いものばかりです。今年最も勉強が辛かったのは多分「心理統計法」という科目です。二度と勉強したくありません。あと、哲学も..。
一応全てまとめたストアも作成しておいたので、随時良かった本はここにぶち込んで行こうと思います。
*1:承諾してもらいやすいお願いをした後に大きなお願いをすると応じてもらえる事が多いという事を利用する説得のテクニック