カメラ割りの作成から自動スイッチングまでを行えるCUEPILOTって知ってる?

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今年もEurovision(ユーロビジョンソングコンテスト….超大型音楽番組のこと)が終わり、今年も面白かったな~と言う話もしたいのですが、今回はそんなEurovisionで使われている面白いソフトウェアの話をしたいと思います。同業者..映像屋向けです。
あっ、ちなみにお金とか貰った訳ではないです。。(笑)

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CUEPILOT

今回お話するのはCUEPILOT(キューパイロット)というソフト。
簡単に言えば

・カメラ割りが作れる
・それをWiFi経由でカメラマンにリアルタイムで見せられる(カメラ割りが不要になる..)
・更に、専用のサーバーを立ててスイッチャーの手前に割り込ませて、作成したカメラ割りを元に自動でスイッチングを行ってくれる

というような便利ソフトです。

見たほうが早いと思うので大体の事が分かる動画をこちらに。

Eurovision Song Contest 2014 – UKRAINE

Eurovision 2016, Georgia

Melodifestivalen 2016 Oscar Zia – Directors View

最後に貼った動画なんかは自動スイッチングされている様子がよく分かると思います。
正直このスイッチングは人間がリアルタイムで出来ません…(-_-;)

基本は有料である

CUEPILOTの公式ページの「Pricing」を見ると
・FREE
・BASIC
・PRO
の3つが提供されています。
FREE(無料)については後で書きますがこれもかなり衝撃的です。だって無料なんですもん…(笑)
ベーシックでは最大10台のカメラや使用ユーザー(DaVinciResolveみたいに複数ユーザーが使うことを想定されている..という事だと思います)とチャット機能なんかが追加され、プロになると最大48台のカメラが使用可能に、ユーザー数は25人に、自動スイッチングが可能になるためサーバーの提供も行われ、タイムラインを表示させるスマホ向けのアプリも提供されます。何より24時間サポート付きです。局運用なら迷わずコレでしょう。

ちなみにベーシック版の使用料は月額950ユーロという事で、日本円に換算して10万円くらいですか?合ってます?

FREE(無料版)を試す

先程も書いた通りCUEPILOTには無料版が存在するのでホームページからソフトウェアをダウンロード可能です。

無料版はカメラ5台まで、ユーザー数は1人まで、と大体そんな感じです。
ちなみにソフトウェア自体はどのバージョンも同じでプロダクトキーによって機能を制限してるっぽいです。そんなことが何処かに書いてあった気がします。

でなんだかんだで起動直後の画面。
どうも我が家で使っているセキュリティソフトのAvast!はCUEPILOTと相性が良くなく、インストールでは散々邪魔してきました。あと、日本語環境だからか分かりませんが、動作がめちゃくちゃ不安定です。ある程度PCの知識が有る方にしか今はオススメできません。

使い方

割りと簡単です。公式でも載っけているのでこっちを見てみてください。

使ってみた

さてこんな感じでカメラ割りが作れました。超サクサク作れます。良きです。
今回日本語を使っていないのですがちゃんと日本語は表示できます。なのでカメラの指示の日本語を使っても、Lyrics(歌詞)のところで日本語歌詞を書いてもキチンと表示されます。

で、これだけだと何も出来ないかな~と思われるかもしれませんが、使い所によっては無料版でも仕事で使えるような気がします。
例えばアドリブ一切無しのカラオケ大会とか、音楽系の発表会の収録。
要は自動スイッチングをしなくても、カメラをパラで回してCUEPILOTの画面を何らかの方法でカメラマンと共有すれば、割りとキレのある撮影が可能かなと思います。
街のビデオ屋さんがマルチカムで撮る時は、各カメラのカメラをマルチビューワなんかで表示させてそのプレビュー画面をカメラマンと共有させてリターンもどき..なんかをしていますが、5台で済むなら予めCUEPILOTでカメラを振っておいて撮ったほうが良いような気がします。

使い所を選ぶソフトウェア

CUEPILOTとの親和性が高い収録としてやはり音楽番組系のモノが良いのだろうなと思います。
ただしこれは演者が台本通り、若しくはリハーサル通り動いてくれること、進行時間がキッチリ守られる事前提であって、臨機応変な撮影を求められる撮影には向かないでしょう。
なので100%CUEPILOT運用ではなく、トーク中は手動で、音楽撮影時はCUEPILOTで、みたいな使い方になるでしょう。

RIEDEL Communications – ESC 2015 powered by Videohouse より

日本でも局(と制作会社)が導入してくれれば結構良いものだと思うのですが、写真のようにCUEPILOTのタイムラインを表示させるモニタ若しくはスマホをカメラにくっつけないといけなかったりと、新規導入にはお金と手間が掛かりそうです。日本では無理かな…うーん。

おわりに

日本でもこのソフト知ってる人が増えたら局も導入してくれるかしら…..

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