中華製Panasonicのパチモンガンマイク EM-2800Aについて

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0
スポンサーリンク

f:id:wakai_ojisan:20161213143139j:plain

今日はPanasonicと箱に書かれ、マイクにもPanasonicと書かれている「EM-2800A」というガンマイクの話をしようと思う。
このマイクは私の知る限りではPanasonicのマイクとして存在しない型番だ。つまり、パチモン。

数年前に購入

今はPanasonicロゴが入ったこのガンマイクをネットで見なくなったが、購入したのはもう3年ほど前だったと思う。こんな型番存在しねぇよと当時も思ったが価格が3000円と安かったため購入した。予備も含めて2本。現在は1本が通電しなくなり、1本のみ使用している。同業者の前では恥ずかしくて使えないのが難点か。

EM-2800A

f:id:wakai_ojisan:20161213144611j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213144034j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213144149j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213144151j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213144155j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213144210j:plain

堂々とPanasonicと書かれている。外観は割りと普通にありそうなガンマイクで、電源は単三電池1本で駆動する。ファンタム電源(48V)でカメラから給電しても動くことには動くが電池駆動の時よりも明らかにノイズが乗る。一応指向性の切り替えスイッチも存在していてちゃんと機能する。3000円には見えないが、軽い。

スペック

f:id:wakai_ojisan:20161213144830j:plain

正直良くわからない。一応仕様書みたいなのもついているので取っておいてはいるが…

f:id:wakai_ojisan:20161213145008j:plain

f:id:wakai_ojisan:20161213145012j:plain

左が中国語表記の方、右が英語表記。よく見ると数字が中国語と英語では違う。
周波数特性は中国語だと60-13000Hz(13KHz)、英語だと80Hz-13KHzになっている。んん…..
感度も微妙に数字が違う。どっちが合っているのかというか、どっちも違うんじゃないかなと思う。残念ながら音響のプロではないので数値通りの音かどうかという話は出来ない。S/N比は体感的にそんなに良い感じはしない。

使用してみて

かれこれ3年使っているこのマイク。今も昔も思うのは「値段の割に良く音を拾う」と言う事。音質は「厚みのない音」..。放送用途でちゃんと使われている王道のようなガンマイクと比べると現場でモニターしていてもS/Nが良いとは言えない。

..が、ワンマン撮影でインタビューを撮る際、オートレベルではなく手動でしっかりと音を拾わせることが出来ればそこそこ使える。このマイクで拾ったインタビューは地上波、ケーブルテレビ、販売されているDVDに差し込まれているインタビュー等々で使われているが特に文句が上がったことはない。まぁ、プロとしてそれでいいのかという話はあるが。。

パチモンである証拠

Panasonicロゴが無いだけで全く同じと思われる商品をAmazonで発見した。
レビューに中国の音響メーカーBUB製と書いてるが何が本当で何が嘘だか怪しい。
どっちにせよ外装だけ同じで中身が変わっている可能性は大いにあるが、何よりPanasonicから怒られたのかなと思う。安いので当たりを引けばそこそこ使える、かも。

おわりに

f:id:wakai_ojisan:20161213151435j:plain

まぁ上を見たらキリがないのでこの辺でも良いのでは。
それにしてもこのメーカーとか存在してるのか…..?

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

スポンサーリンク
広告